109回薬剤師国家試験を受験してみて

薬学部コラム

109回薬剤師国家試験の日程

2023年度の薬剤師国家試験は、2024年2月17,18日の2日間で行われました。私自身日程を見て、年々日程がはやくなっているように感じました。

薬剤師の国家試験は、以下のような時間割で二日間、試験が行われます。(2024年時点)

https://www.38-8931.com/pharma-labo/yakugaku_topics/article/kokushi_nanido.php

2日間、とても体力のいる試験だと、日程からもわかると思います。

受験した感想

受験するまで

私は、本格的に勉強し始めたのが、卒業論文発表が終わった11月ごろからでした。

9月に統一模試Ⅰ、11月に統一模試Ⅱを受けていましたが、全く国家試験の合格点に届くわけもなく、統一模試Ⅲでボーダーにのったような感じでした。今までの模試は、できなくて難しいのが当たり前くらいの勢いで気軽に受けていましたが、国家試験では人生が決まると重く考えすぎて、とても緊張しました。模試も緊張感もって受けるべきだったなと思いました。

国試前日

国試前日は、ホテルだったため、緊張も合わさって全然眠れませんでした。

そのため、Xを見ながら、周りの子がどうなのかも気になりつつ(良くない)、やまかけ講座をとにかく復習しました。また、重いですが、青本をキャリーケースに詰めていたので、復習したいところなどを再度つめこみました。

1日目 必須、理論➀で撃沈

朝は、バスで会場まで向かいました。勉強はしたい。しかし、バスで気持ち悪いという気持ちの方が勝ち、全然勉強できませんでした。

まず、必須問題の90分が終わり、難しすぎて絶望しました。特に、衛生が「知るかぁ」突っ込みたくなる変な問題が多かったように思います。ちゃんと勉強してた人はいけるのかも?

次に、理論➀。時間が元々足りないのわかっていたのですが、やはり足りなかった。できた感触もなく、終わった印象で、見直す時間も落ち込みました。

1日目の最後は、理論➂。前の二つの比べると、時間にも余裕がありました。しかし、前のできなさを引きずったままでした。

1日目の難しさは、周りもざわざわ話す感じだったので、周りも一緒なんだなと思いつつ、必須で足切りになってないかの不安の方が大きかったです。Xを見ていると、必須落ちが例年よりも多いのかなと勝手に思いました。変なところで間違えてしまうと、足切りにかかる可能性は高まったと思います。

2日目 実践なのに時間が足りない

今まで、模試では実践問題は、どちらかというと理論よりも解きやすく、時間が余っていた印象でした。

ではなぜ、時間が足りなかったかというと、1問に対して1ページ分の患者さんの前情報があったりなどとにかく、問題文がいつもより長かったからです。

試験の最初に、落丁などがないかページを確認するよう言われるのですが、60ページとか、40ページとかでした。(小説かよ)

問題として、問われている内容としては、予備校が講評している通り、難しくなかったかもしれませんが、2日目とあって、疲れていることもあり、何回も読まないと頭に入ってこなかったです。

そのため、終わった時には、試験の解放感よりも疲れが勝ちました。

感想のまとめ

国家試験を受けるのには、受験勉強もしかりですが、相当体力必要です。

私は、今回受けてみていつもより難しく感じましたが、予備校などの講評をみているとそうでもないのかもしれません。初見の問題ということもあって、難しく感じたのかなと思います。

自分が受けてみて、薬剤師の国家試験に合格した人は改めてすごい人だと思いました。次、受験する人などの支えになれば幸いです。

【おまけ】国家試験を受けての変な感想

国家試験を受けて、自分が想定していなかった事態が起こりました。

「会場の椅子が硬すぎて、腰が痛い!」ということです。

特に、1日目、2日目共に3つ目の試験で腰痛がピークに達します。この会場だけなのかもしれませんが、友達も同じことを言っていたので、私だけではないと思っています。

しかし、クッションを使用するには、医師の診断書が必要なので、たぶん耐えるしかありません。もしそんな会場だった場合は、しっかりお風呂で疲れを癒した方がいいです。

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